2024年3月17日日曜日

KINDRED, by Rebecca Wragg Sykes

我々はどこから来たのか?

私たちは、ホモサピエンスという種に属している。これに近い種として、ネアンデルタールという種がいた。100万年くらい前に、別の種に分かれたようだ。

彼らは、言語を持っていたのだろうか?

どんな文化、美術を作っていたのだろうか?

考古学や人類学の研究者が、新しい技術を使って、これらの謎を探っている。

彼らとホモサピエンスは一部、同時代に共存していたようだ。しかも、お互いの交流や交配もあったようだ。実際、現代の人類のDNAの数%は、ネアンデルタール人から来ているらしい。

とても興味深い。

https://www.rebeccawraggsykes.com

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/052600187/

 



2019年12月20日金曜日

Life 3.0

https://space.mit.edu/home/tegmark/ai.html

Max Tegmark

https://futureoflife.org/



On the Future: Prospects for Humanity

https://press.princeton.edu/books/hardcover/9780691180441/on-the-future

by Martin Rees
Published:
10/16/2018


(From Introduction)
Our planet, this ‘pale blue dot’ in the cosmos, is a special place. 
It may be a unique place. And we are its stewards in an especially crucial era. 
That is an important message for all of us—and the theme of this book.

Is earth a unique place developing
a intelligent life and society 
in the galaxy and the universe ?






2019年12月6日金曜日

もうひとつの一般相対論入門

http://www-utap.phys.s.u-tokyo.ac.jp/~suto/book.htm

須藤靖

p.11
実際,我々自身ある意味でブラックホールの内部に住んでいるとも解釈できる。

なんと,我々は,ブラックホールの中に住んでいたのか?




2019年4月30日火曜日

生命40億年全史

https://booklog.jp/item/1/4794211899

* Links
** https://ci.nii.ac.jp/ncid/BB14585402
** https://en.wikipedia.org/wiki/Richard_Fortey


* 地質年代表
-- 35億年前の先カンブリア/始生代
から
-- 160万年前に始まった第四紀
まで

* 12章 人類

* サルとヒトはどう違うのか?
* 人間とはどのような生き物であるか?
人間とは何か?
* チンパンジーと人類は,遺伝子レベルでどれだけ異なるか?
(p.430)

* 絶滅した類人猿たち。
彼らは,現生人類(ホモ・サピエンス)とどう違ったか?
なぜ,絶滅したか?

* p.465
石器の利用

*  ホモ・サピエンス vs. ネアンデタール人
ネアンデタール人とはどんな種であったか?
ネアンデタール人は,どうして絶滅したか?
両者の違いは?
両者の関係は?

* ホモ・サピエンス
いつ,どうやって発生したか?
祖先は?

* 意識は人間だけのもの?
理性,考えること,知性,言語,思考力。

自意識が,人類の種を定義する特性の一つ。
他の特性は?

* 旅するホモ・サピエンス

* アリグザンダー ポープの「人間論」より
人間論 (岩波文庫 赤 224-1)

偉大な自然はかく語り,従順な人間は服従した。



ホモ・デウス : テクノロジーとサピエンスの未来

人類は,他の生命や動物とは全く異なる,進化,発展を遂げてきた。
21世紀になり,コンピューター,インターネット,AI,分子生物学などがお互いに融合しながら,急速に発展してきた。
これらの技術により,人間より優秀な「無意識のアルゴリズム」を作ろうする科学者がいる。
これらの科学と技術の発展は,何を目指しているのだろうか?
人類全体を幸せにするのだろうか?

著者は,
Dataism = データ科学
は科学の共通言語となり,人類の新しい「神話」になると予想する。
そして問う。
高い知性を持つ「無意識」のアルゴリズムが我々自身より我々を知ることはできるか?
もしそうなったら,社会,政治,我々の生活に何が起こるか?

この本の前に,同じ著者による
「サピエンス全史」を読むと良い。

じっくりと考えてみたい豊富な内容。